営業 / 保育士

山下 亮輔Ryosuke Yamashita

大学卒業後、三井物産株式会社に入社。国内外で鉄鋼製品のトレード業務、事業投資に携わる。その後デザイン事務所等を経て株式会社グッドバトンに参加。スペイン、ポルトガル、イタリア、サウジアラビアで過ごした経験あり。2児の父親。第一子を授かったタイミングで、よりよく子どもに向き合いたいと思い、夫婦で保育士資格を取得。

自治体、病児保育室それぞれの課題に向き合う

社内の営業全般を担当しています。具体的には自治体と病児保育室に営業電話をかけ、契約から入金までの業務を行い、数字を管理したり、営業戦略を立てたりといった内容です。自治体や病児保育室に現場課題をヒアリングして、あずかるこちゃんを通して何ができるか検討。課題を一緒に解決できるよう日々奮闘しています。

たとえば、病児施設の予約を簡単に対応できるように、システム導入支援を検討している自治体が多いのですが、自治体での予算化に向けては乗り越えないといけない課題も。施設・保護者側での課題を洗い出したり、システム導入後の効果、運用の安定性、個人情報の取り扱いなど、自治体ごとに異なる課題解決に向けて伴走し、あずかるこちゃん導入を通じてDXに向けた支援を行っています。

母子家庭で育った原体験がきっかけに

個人的な話ですが、母子家庭で育ったこともあり、ジェンダーギャップや子育てを取り巻く環境には以前から関心がありました。

母は寝る間も惜しんで3つのアルバイトを掛け持ちしながら、私たち3人姉弟を愛情たっぷりに育ててくれました。私が病気の時はアルバイトを休み、そばで必死に看病してくれましたが、一方で収入は減る状況。幼いながらも、どうしようもない状況に歯痒さを感じたことを鮮明に覚えており、これらの原体験も病児保育に関心を持ったきっかけになっています。

私の業務範囲は自治体と病児保育室向けの営業が中心ですが、あずかるこちゃんを利用する保護者の方が増えることは、私にとって「社会にどれだけ貢献できているか」の一つの指標になっています。必要な方々に早くサービスを届けられるよう、やりがいと責任を同時に感じながら仕事に取り組んでいます。

あずかるこちゃんを通じて、多様な子育てが実現し、社会の負を解決して笑顔が溢れる世の中にできると信じています。

富士山麓の自然のなかでリモート勤務中

東京と海外で長く過ごした後、子どもが小学校に進学するタイミングで静岡県に移住。縁もゆかりもない土地に、勢いだけで「えいや!」と飛び込みました。
最初は不安もありましたが、富士山麓で子どもたちが泥だらけになりながら元気に走り回っている姿を見たら、移住してよかったなあと、しみじみ実感しています。

移住を後押ししたのは、グッドバトンがフルリモート勤務前提だったこと。SlackやZoomなどでコミュニケーションは欠かさず取りながら、成果が出せれば大丈夫という文化なので、とても働きやすい環境です。今が「人生の中の旬」と捉えて、子育てを楽しみながら、あずかるこちゃんの普及に努めています。

学びと実践のスピード早く、試行錯誤を繰り返す

グッドバトンはコンパクトな組織なので、自分自身の行動量がそのまま結果に現れやすい環境です。これまでに総合商社やデザイン事務所などで働いてきましたが、そことはまた違った学びがあり、とても貴重な経験をさせてもらっていると感じています。

大企業ではおおよその「型」がすでに出来上がっている場合が多かったのですが、グッドバトンはスタートアップ。個人が意思を持って挑戦すれば、大抵のことに深く携わることができるということが、大きな違いだと感じています。

代表園田と営業チームとしての在り姿や戦略をゼロベースで徹底的に議論し、狙いを定め、行動に落とし込み、毎日試行錯誤を繰り返すことは、学びと実践のスピードが速い。もちろん困難も多いですが、オーナーシップを持ち、志高い仲間と共に乗り越えるプロセスは好奇心が刺激されて面白いです。

あずかるこちゃん 病児保育ネット予約サービス