デザインリサーチャー、PM

米井 佳寿子Kazuko Yonei

子育てや家族を支える、をテーマに仕事をしてきた

これまでいろいろな事業に関わってきました。最初は、性別に関係なくお仕事ができる環境を望んで外資系のITベンダーにSEとして新卒で入りました。そこでは確かに多くの優秀な女性の先輩が活躍されていたのですが、一方で「子育てと仕事の両立には多くの課題があるのだな」と気づきました。この課題をどうにか解決できないかと考えていたときに、友人の紹介で保育園の立ち上げに参画することになりました。
保育園の運営は、本当にやりがいのあるお仕事でしたが、つまずくことも多くありました。特に、保育以外の管理業務や書類作業が保育士の方々の大きな負担になっています。それならば、保育ロボットを作ろう!と思い立ち、働きながら大学院で認知発達の研究もしていました。その後、保育系のスタートアップに転職をして、テクノロジーの力で保育や子育ての課題を解決すべく、新規事業の企画やプロダクト・マーケティングに従事しました。
これまでいろいろな職種を経験してきているのですが、私の中では「子育てや家族を支える」というのが共通したテーマになって繋がっているんですよね。

子育ての領域で、自分の人生を賭けて挑戦したい

友人から代表の園田さんを紹介してもらったことがグッドバトンとの出会いでした。
家庭の事情があって前職のスタートアップを退職した後は、子育てとはまったく別の領域でフリーランスをしていたんです。グッドバトンにお誘いいただいた頃は、ちょうど家族の問題が落ち着き、そろそろまたフルコミットで働きたいなと考えていたタイミングでした。
フリーランスで関わっていた領域も、とてもおもしろみを感じていたのですが、改めてフルコミットすることを考えたときに、私はやっぱり子育ての領域で挑戦をしたいと思ったんです。このテーマなら自分の人生を賭けて挑めるなって。
また、グッドバトンがこれから組織を作っていくタイミングだということも、これまでにない経験やチャレンジができそうだなと思いましたね。

課題に真摯に向き合う、強くしなやかなチームを目指す

グッドバトンを一言で表現するなら「可能性」かな。

組織としてはまだまだこれから整えていかないといけないことがたくさんあるというか。今は、これまで積み上げてきたものは大切にしながらも、強くしなやかなチームを作っていこうとしているところですね。

チームを組成するタイミングにおいても、いいチームを自分たちで作っていこうというとても前向きな空気が流れているのもグッドバトンらしさかなぁと思います。

グッドバトンのみんなって、一人ひとりが課題に真摯に向き合ってくれて、そして、それを機会と捉えて解決していこうという姿勢が自然にあるんですよね。これってなかなかできることじゃないと思うので、これからもっといいチームになりそうだなって可能性を感じています。

子育て社会のあるべき姿をデザインしたい

まずは、病児保育に続く新しいサービスを立ち上げること。そのために必要なことは何でもやっていこうと思っています。子育て領域の課題は、医療機関や行政などさまざまなステークホルダーが複雑に関係しているので、民間企業が入っていくのは難しい部分もあります。でも、グッドバトンには多様な専門性を持った仲間がいるので、あきらめずに、課題に対して正面からアプローチできると思っています。家族や企業だけをスコープとするのではなく、社会全体をシステムと捉えて、子育て社会のあるべき姿をデザインしていきたいです。

それと、いいチームをつくっていきたい。そのためには、組織の中で自然と対話のある状態を整えることが大切かなと思っているんですね。なので、私自身も組織の中でのふるまいやマインドセットは学び続けたいと思っているし、これからメンバーが増えてきても対立や意見の違いを恐れずにちゃんと対話ができる土台をつくりたいですね。

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