鶴町 はるなHaruna Tsurumachi
助産師歴17年、産後ケアの現場と両立しながら
病院やクリニックでの出産に10年間携わり、その後は産後ケアや母乳外来で現場経験を積んできました。助産師歴は2024年で17年になります。2020年には助産院を開業し、訪問ケアやオンライン相談の実施に加え、マタニティヨガの提供や、ママ向けのオンラインコミュニティ運営、子育てに関する講座なども行っています。
私生活では2021年に男の子を出産しました。以降子育てと仕事に励む毎日を送っています。2024年からは産後ケアの運営と並行し、グッドバトンに参加。CS(カスタマー・サービス)として、施設への導入支援と問い合わせ対応、利用者からの問い合わせ対応などを担当しています。
現役で産後ケアの現場でも働いているので、現場の温度感や最新事情などは常にキャッチしています。現在開発中の産後ケア予約サービス「あずかるこちゃん産後ケア」では、そうした現場を知る専門家としての意見を伝え、システム開発に生かしてもらうことも多々あります。
産後ケアは、なんと言ってもお母さんや赤ちゃんと直接関われることがやりがいです。とにかく楽しいですし、お役に立てていることが何よりも嬉しい。現場に出ると助産師や他職種の方々と関わることも多く、子育てに関して「ああでもない、こうでもない」といろいろディスカッションすることも、私の生きがいのひとつですね。
「どうしたらできるか」を考えるワクワク
グッドバトンで担当しているあずかるこちゃん産後ケアのCSは、サービスを導入してくださった施設さんに向けた、システムを活用するためのサポートや、お問い合わせの対応など。
今までは、産後ケア現場で働くなかで「ここがこうなったらもっといいのに」と思うことはあっても、いち助産師の立場ではどうすることもできず、諦めていた部分が多々ありました。
グッドバトンでの仕事では、今まで諦めていたことが実現し、自分だけでは見ることができなかった景色が見られるかもしれない、と感じてワクワクしています。
施設や利用者さんの問題解決がCSの仕事ですが、施設によって求めるものや困りごとはさまざま。どうしたいのか、それはなぜなのか、施設ごとにヒアリングし、現状で一番よい解決方法を提示していくこと、そしてその経験をシステム開発にフィードバックし、よりよいものをつくっていけること。グッドバトンで働く中で面白いと感じているのはこの点です。助産師としてお母さんたちの子育て相談に乗っているときと、似た感覚がありますね。
産後ケアの未来を変えていけるかもしれない
グッドバトンには、自分で考えてポジティブに行動できる人が多くいます。自分で道を切り拓いていくことを楽しいと思える方、ないなら自分でつくっちゃえ!と前向きに思える方、新しいことにチャレンジすることが好きな方にはとてもいい環境だと思います。
ここでの一番のやりがいは、重ねてになりますが今まで諦めていたことが実現するんじゃないか、というワクワク感。自分たちの仕事を通して、今後の日本の産後ケアの未来を変えていけるかもしれないと感じています。
産後ケア現場でしか体験できない小さな気づきを大切に、さまざまな施設や働く方々との関わりを通じて、それぞれの意見を聞いてみたい。鳥の目、虫の目、時に魚の目で、今後も多角的に産後ケアを見ていきたいと思っています。