それぞれの子育てを歓迎する社会へ。Connected Industriesは社名を「株式会社グッドバトン」に変更します。

病児保育支援システム「あずかるこちゃん」を提供するConnected Industries株式会社（東京都中央区、代表取締役：園田正樹）は、2023年7月1日をもちまして社名を株式会社グッドバトンに変更しました。これにともない、コーポレートミッションの策定とコーポレートサイトの全面リニューアルを行いました。

新社名：株式会社グッドバトン
変更日：2023年7月1日（土）
コーポレートサイト：https://goodbaton.jp
※会社所在地に変更はありません。

多様な子育てにウェルカムと言える社会を目指して

2017年に創業、2020年に病児保育事業を保護者、施設、自治体の三方で支援するサービスとしてあずかるこちゃんをリリースし、おかげさまで現在156施設、8自治体での導入、登録児童数は75,000人および累計予約数200,000件を突破しました。
私たちは本事業に留まらず、「産む」「育てる」そして「育つ」が関わる領域を包括的に支援していくことを念頭に、今回の社名変更にともなってビジョン、ミッション、バリューの刷新を行いました。

ビジョン：それぞれの子育てを歓迎する社会へ。

人のあり方の多様性が再認識されつつある社会において、同様に子育てのかたちもさまざまです。だからこそ、情報や支援が必要とされたとき、あるいはこれから必要になるであろうとき、そうした瞬間に支障なくつながれる、つまりいつでも「ウェルカム」と言える社会を目指したい。私たちグッドバトンはそう考えています。

ミッション：「産む」「育てる」「育つ」の中で、その人のあり方を尊重し、多くの選択肢を持てるよう働きかける。

私たちは、ビジョンを実現するために、子どもを産み育てることはもちろん、その子どもが育つこと、そしてまた次の世代へと続いていくことも包括的に捉え、そこに生きる一人ひとりを尊重する姿勢が重要だと考えます。押し付けでも放任でもない、ちょうどいい形を模索していかなければなりません。私たちがあずかるこちゃんで培ったのは、独立したサービスとしての価値向上のみを目指すのではなく、関係者と連携しながら社会全体をよりよくしていくアプローチです。そこで、ミッションを実行する上での行動指針も以下のように定めました。

仕組みやプロセスを整えよう
ルールを整えよう
適切につなごう

バリュー：医療の視点とデザインの視点をよりどころに、ユーザーにとっての最善を尽くす。

グッドバトンの挑戦を支えるチームには、医療者や保育経験者、プロダクトやコミュニケーションのデザイナー、開発者たちがいます。医療の視点、子どもを産み育てる現場の視点、そしてデザインの視点を持った専門家が集まっているからこそ、イノベーションが起こせると私たちは信じています。

子どもと養育者それぞれが安心して生活できる社会を目指して

株式会社グッドバトン
代表取締役　園田正樹

グッドバトンという社名には、今回掲げたミッションを遂行する上で、「産む」「育てる」「育つ」が関係するあらゆる支援や人、世代をスムーズにつなげるためのバトンになりたい、という思いを込めました。子どもと養育者それぞれが安心して生活できる、社会から子どもを産むこと、そして育てることが歓迎されている。そんな社会を作っていきたいと考えています。
妊娠期からの切れ目ない支援におけるバトン、
産官学をはじめとする、さまざまな関係者をつなぐバトン、
今の世代から、次の世代につなぐバトン。
これらのバトンをつなげていき、みんなが自身のあり方をリスペクトされていると感じながら、多くの選択肢に対して自ら選択していけるように当事者と支援する方々をつなげるお手伝いをしていきます。今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

ビジョンを実現するために、グッドバトンでは仲間を募集中です。現在リードエンジニアもしくはシステムディレクターとして、あずかるこちゃんの開発、運用チームのマネジメント、システム設計をお願いできる方を求めています。遠慮なくご連絡いただけますと幸いです。

求人情報および応募は下記採用ページよりお願いいたします。
https://goodbaton.jp/recruit/

園田正樹

新潟県糸魚川市出身。佐賀大学医学部卒。医師15年目の産婦人科医（東京大学医学部産婦人科学教室）。安心して産み育てられる社会を実現したいと考え、2017年にConnected Industries株式会社を創業。2020年4月、病児保育支援システム「あずかるこちゃん」をリリース。事業以外にも、病児保育の調査研究に取り組む。

病児保育を、手のひらに。病児保育事業を支援するあずかるこちゃん

あずかるこちゃんは、保護者と病児保育室をつなぐ、病児保育の検索、予約サービスです。保護者はいつでも簡単にLINEやウェブから病児保育室を検索、予約が可能。施設のスタッフにとっても、煩雑な事務作業から解放され、保育に集中できます。さらに導入自治体では、地域にあるすべての病児保育の情報を一元管理できるようになり、保護者のみならず、病児・病後児保育室、自治体が三方よしの形で病児保育事業を行えます。
https://azkl.jp/